暗闇で音楽に包まる未来体験「クラヤミレコード」CAMPFIREで販売

五感を全て ”音” に向ける。暗闇の中に浮かぶ自分だけの空間で、音の粒子まで堪能できる。
そんな独自の音楽体験イベント、「クラヤミレコード」が開催されます。
2007年以降、暗闇で見知らぬ人と食事をする「クラヤミ食堂」を五感活性エンターテインメントとして開発してきた、博報堂こどもごころ製作所・クラヤミ食堂チームは、次の試みとして、音楽イベント「クラヤミレコード」をユニバーサル ミュージックとともに企画しました。
今年2月に東京・神楽坂で開催された第一回では、そのスピリチュアルな体験に参加者が熱狂。強い要望に応え、5月19日(金)に第2回開催が決定しました。
クラヤミレコード開催概要

「会場そのものがまるで楽器」と言われる卓越した音響空間を持つ神楽坂「the Glee」に、「アナログ音盤(別冊ステレオサウンド)」編集長の武田昭彦氏が厳選した、国内外で評価の高いスピーカーやアンプで音響システムを構築します。
薄闇でフリードリンクを楽しみながらクラヤミに慣れるウォームアップタイム、そして暗闇の中であなたの感性を解放する本編:クラヤミプレイの2部構成で開催されます。
第一回のテーマは「伝説の島を探す航海の物語」。「順調な航海」「怪物に襲われた」といったシーンを感じてもらうことを主眼に選曲されていました。さらに「ラジオスターの悲劇」をはじめとする有名な楽曲のほか、カニエ・ウエスト、ジョン・コルトレーン、ビョーク、ビル・エヴァンスや、映画『ラ・ラ・ランド』の曲も含めての大盤構成。
普段の家のスピーカーはもちろん、クラブやライブハウスで聴く平面な音方向と違い、まさに音に「包まれる」体験。視界も遮られ、参加者への刺激は音しかありません。五感を音のみに集中できるそんな状況だからこそ、これまでには認識し得なかった音像が確立されます。
CAMPFIREで早割チケット販売

このイベントの特徴は、クラウドファンディング「CAMPFIRE」でチケットが販売されている点。
クラウドファンディングといえば、プロジェクトに対し個人が少額ずつ支援することで成功へと導く資金調達方法としてここ数年で一気に世に浸透しましたが、そのクラウドファンディングを、言わば「販売代理店」のように利用するという試み。
これも、革新的なプロジェクトを多く扱ってきたCAMPFIREだからこそできるのかもしれません。
リターンを選んで購入

参加希望者は、CAMPFIRE内のいくつかのプランからリターン内容を選択できます。
上図はその一部ですが、普段の音楽イベントとほとんど変わらない値段設定となっています。フリードリンクや付属品付きということを考えると、むしろ高いとは言い難い価格かと思われます。
ネットを開けば、掘らずとも様々な音楽が溢れている時代です。スマホひとつでいつでも好きな音楽にアクセス出来るからこそ、特別な音楽の嗜み方は画一化されてきているように思われます。
例えば意図せずラジオから大好きな曲が流れてきた時の感覚。自分のコントロール外で起こり得る音の感動を、極限に研ぎ澄ませたこの「クラヤミレコード」。
視界を遮られるからこそ見える景色があるかもしれません。
残念ながら東京のみの開催ですが、一気に非日常を体験出来るイベント、参加してみてがいかがでしょう?
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