
新しい投資商材が出ると、当然まずはその安全性が気になります。
フィンテックがどんどん生活に浸透している今、特に情報に疎い人は、新しいものをかなり懐疑的にみているようです。
投資という世界を見ても、「利回りがいい=詐欺・怪しい」という固定観念をずーーーっと大事に持っている人が結構います。
まだ投資は1%,2%の金利のものと思っているんですか?

この記事では、知恵袋でもよく見かける、なぜソーシャルレンディングは低リスクなのに利回りが高いかを説明します。
目次
ソーシャルレンディングが高利回りな理由「必要経費が少ない」
ソーシャルレンディングで投資したユーザーが受け取れる利回りは年利で平均5~8%程度。中には10%以上の利回りを提供するファンドもあります。

これは投資の中でも比較的高利回り。特に10%を超えようもんならかなりの高利回りです。
ではなぜこうも利回りが高く運用できるのでしょうか?
ソーシャルレンディングは、個人から集めた資金で融資を行い、返済金利の一部を投資した個人に分配する仕組みです。
資金調達したい企業が支払った金利から事業者の利益分を差し引いたのが投資家の受け取る分配金になります。つまり、投資家に5〜7%程度の利回りを提供できるということは、貸出の金利はそれよりももっと高いということです。
では、なぜ借り手企業は低金利で借りられる銀行ではなくて、わざわざ金利の高いソーシャルレンディング事業者からお金を借りるのでしょうか。
銀行の融資を受けられない企業も利用できる

簡単に言うと、融資を受けられない企業は、他に資金調達できる術がないからです。
こう言うと、銀行から信用されないリスキーな企業に投資するって、危険じゃない?と思うでしょうが、そこはソーシャルレンディング業者の腕の見せ所。
きちんと審査を実行し、安全と判断された企業にしか融資しません。
この審査能力が秀でているのが、低リスク代表格のオーナーズブックやSBIソーシャルレンディングなんですね。
というか、銀行の融資って今はかなり厳しいんです。ずさんな融資を乱発したことで多額の不良債権処理に苦しめられた過去があるから仕方ないかもしれませんが。。
銀行が貸し渋る現在、企業にとってソーシャルレンディングはかなり有益なサービスなんです。
実店舗が不要なので運営コストが安い

ソーシャルレンディングはネットを使った金融投資、つまりフィンテックなのはご存じの通りですが、銀行のように実店舗が不要なことから、ソーシャルレンディング運営にかかるコストがやっすいんです。
その分人数も少なく済むから、おのずと人件費もかかりません。
ソーシャルレンディング業者は仲介手数料のような形で収益化をしていますが、ここで引かれる手数料があまり大きくないゆえに、投資家に戻ってくるリターンが大きいままなんですね。
高い金利でも採算の合うプロジェクト
最後はこれです。
ソーシャルレンディングで資金調達する目的として多いのが不動産に関わるプロジェクト。
これらは収益化の際に収益率が非常に高く、高利回りでも十分に採算が取れるんです。
不動産はもとでの資金も大きいので、これまでは大口を投資できるブルジョワのための投資でしたが、ソーシャルレンディングはネットを使って小口をたくさんの人から集められるビジネスモデルを確立しました。

これはかなり大きなイノベーションでして、投資家にとってのある種憧れのような不動産投資が、1万円から可能になったわけです。
感謝しましょうね。
ソーシャルレンディングは決して怪しくない
ソーシャルレンディングの利回りのからくりは以上です。
なんでも新しいものには眉唾、石橋を100回たたいているようではとうてい投資などできません。
頭を柔らかくし、まずはトライしてみましょう。
幸い、1万円から投資できる初心者に優しい業者も存在します。(クラウドクレジット、オーナーズブック)
なによりここ3,4年は貸し倒れ起きてません!
この事実を並べてもまだ迷うようでしたら、1%の金利でちまちまやっていればいいと思います。