福島が舞台「薄暮」クラウドファンディング開始に見る災害アニメ需要

福島が舞台「薄暮」クラウドファンディング開始に見る災害アニメ需要

福島の“いま”を描く 新作アニメプロジェクト「薄暮」が支援者を募るクラウドファンディングをCAMPFIREで開始しました。

監督はヤマカンこと山本寛監督。原作のWEB小説も無料公開されています。

この作品『薄暮』は、僕が勝手に銘打った「東北三部作」のラストを飾る、福島県いわき市を舞台としたアニメーション作品になる予定です。 今まで岩手県大槌町を舞台とした『blossom』、宮城県仙台市などを舞台にした『Wake Up, Girls!』を作って参りましたが、いよいよ、満を持して「福島」を描こうと思います。

とはいえ、今までの創作と同様に、そこまで社会性・メッセージ性の強いものにするつもりはなく、福島の「いま」を、素敵に生きる少年少女が描けたらと思っています。

CAMPFIREより:山本寛監督

薄暮の目標額は1500万円、支援は5000円から

募集は現時点(2月27日)で残り62日。目標額は高く設定されていますが、おそらく達成するのではないかと思われます。

というのも、アニメ映画がクラウドファンディングで資金調達、という流れは立派な成功例があるためです。

4000万円を集めた「この世界の片隅に」

MAKUAKEで約4千万円を集めた「この世界の片隅に」。

昨年公開されると話題が話題を呼び、徐々に規模を拡大、2017年2月12日時点で興行収入20億円・動員数150万人、累計公開館数300館を突破するなど、ミニシアター系の映画としては異例のヒットを記録した同映画。

戦争真っ只中を生きる少女の「日常」を切り取り、当時のリアルを独特な空気感で再現した同映画は、予想を裏切り国内のみならず世界中で公開されるなど、MAKUAKE史上最高の成功例として名を刻んでいます。

2016年11月22日、MAKUAKEで、「映画『この世界の片隅に』の海外上映を盛り上げるため、片渕監督を現地に送り出したい」が開始されると、目標の1000万円のところが開始して1日経たずに約1500万円に到達し、新規の支援を控えてもらう異例の呼びかけが行われたほどです。

日本の戦火と、たくましく生きる日本人の姿を描いた同映画だからこその大成功といえるでしょう。この「社会性」は、震災を大きなテーマに置いた「薄暮」にも通じるところがあります。クラウドファンディングの特徴でもある「社会貢献性」が顕著に現れる例ですね。

開始4日で目標の8割の金額を集めた「陸にあがった人魚のはなし」

「この世界の片隅に」だけではありません。

アメリカの児童文学「陸にあがった人魚のはなし」を、映像作家・村田朋泰さんの手でコマ撮りアニメーション化するプロジェクトが、21日、クラウドファンディングサイト「Makuake」に登場しました。

Mr.Childrenの「HERO」のMVやNHK Eテレ「プチプチ・アニメ」で放送中の「森のレシオ」を手がける有名な村田朋泰氏。

「陸にあがった人魚のはなし」好奇心旺盛な人魚が、離れ小島に暮らす狩人と出会い、やがて、こぐま、やまねこ、ひとりぼっちの男の子も加わって、一緒に暮らす中で、やがて人魚は、海ではわからなかった感情を知るようになり……というストーリーです。

開始3日で目標の70%を調達するなど、こちらも勢いが止まりません。

「この世界の片隅に」同様、支援者はエンドロールで名前がクレジットされる特典も人気のひとつ。「薄暮」でも、1万円以上の支援でクレジットされるように、クラウドファンディング映画の特徴として浸透しています。この貢献が目に見える制度が大きな支援を可能にしている要因のひとつであることは言うまでもありません。

戦火、災害。嫌味のない作風こそに需要が

戦争、自然災害を背景に置いた「この世界の片隅に」「薄暮」の両作。

決して悲観的でなく、それでいて過度に前向きすぎないワザとらしさのない作風こそが多くの人の心をつかむ理由のひとつでしょうか。

クラウドファンディングでは、不特定多数の人から出資を募る性格上、やはり社会性やメッセージ性を含んだ作品の方がより資金が集まりやすいという特徴があります。しかし先述の通り、ワザとらしくない、悲壮感ばかりでない、という雰囲気に需要があるように、現在の社会、国民の思考のベクトルに沿った作品である、というのも成功の大きな条件であるように思われます。

クラウドファンディングで資金調達する、という新常識

映画にしろ音楽にしろ、テクノロジーにしろ会社の運転資金にしろ、クラウドファンディングで資金調達する、というのはひとつのスタンダードになりつつあります。

賛同者や個人投資家から少額ずつ資金を集め、プロジェクトや事業を回していくスキームは非常に効率が良く、やり方によっては越えるべきハードルも難易度も従来の形よりかなり低くできるからです。

投資型クラウドファンディングと呼ばれる、投資分野でのクラウドファンディングでは、2020年までの市場が現在の15倍程度と見込まれており、経済にも大きすぎる影響を与えることでしょう。

SNSの発展で個人の発言が以前より格段に影響力を持ち、クラウドファンディングで個人が意思を表明するように事業を支援できるようになったように、より「個人化」していく流れができています。

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