
ひっそりと新規ソーシャルレンディング「LENDEX」がオープンしていました。
不動産事業の業者ですね。東急リバブルと提携しており、不動産の評価についてはその査定結果を利用するとのことです。
信用度が高い一般的なソーシャルレンディングという印象です。

第一号案件は7/6に募集開始されています。

- 予定利率:10%
- 期間:6ヶ月
- 貸付総額:1,950万円
- 担保:足柄下郡にある土地・建物(評価額4,850万円)、貸付先代表者連帯保証
- LTV:40%
利回り10%となかなかの好条件のようです。また、不動産担保付きで第一順位とのことなので安全性も高そうな気がします。
かなりの好条件ですが、募集が現時点(2017/07/13)で0円なのは、宣伝不足でしょうか?大掛かりなプレスリリースもなかったので、本当にひっそりとオープンしていたようです。
怪しいの?評価はどうか
代表取締役は筧 悦生氏。公認会計士の方のようです。
当然ですがきちんとソーシャルレンディング事業者に必要な貸金業と金融商品取引業の免許を持っています。
- ・貸金業登録番号 : 東京都知事 (1) 第31631号
- ・金融商品取引業登録番号 : 関東財務局長 (金商) 第2460号
不審な点を挙げるとするならば会社設立は17年前の2000年。これまで何をやっていたのでしょう?
東急リバブルと提携
ソーシャルレンディング業者はだいたい経営母体や提携業者があり、その下でスタートされる場合が多いのですが、なぜ東急リバブルが付いていながらこんなに波風立てないローンチの仕方をしたのでしょう?
何かしら、東急リバブルが資金調達事業でソーシャルレンディングをテストしているようにも思えますが、どうなんでしょう。ここは予測の範囲を出ませんので、想像にお任せします。
不審な点はあげられますが、東急リバブルのような大手業者が付いている以上、安心できそう、というのが私の見解です。
不動産会社がソーシャルレンディングを始めるのはオーナーズブックに次いで2番目です。
オーナーズブックが盤石な業者として低リスク推しで成功しているので、LENDEXもそうなりそうな気がします。
少し様子を見ようと思いますが、特に変わったスキームを持った業者ではないので、オーナーズブックの方が安心で優勢かなと思います。