なぜソーシャルレンディング業者は虚偽情報を出すのか?行政処分を考える

どんな金融商品にも過渡期というものはあります。特に人気が急上昇し市場が拡大している真っ最中についてはトラブルが頻発してしまうのです。

今回皆さんに解説していきたいのは、ソーシャルレンディング業者が行った虚偽情報の発信やそれに関する当局の行政処分についてです。ソーシャルレンディング業界にとってはネガティブな情報ではありますが、本来健全かつ安全な金融商品だからこそ、我々投資家もこのテーマについて真面目に考え、知っておかなくてはなりません。

トラブルの根本を知れば、それから身を守る術もわかります。ソーシャルレンディングで更に確実に稼いでいくために、業者の起こした過去のトラブルについてまとめてみましたよ。

みんなのクレジットとクラウドバンクで何があった?

今回、トラブル事例として取り上げたいのは「みんなのクレジット」「クラウドバンク」についてです。とは言っても、過去にソーシャルレンディング業者が起こした目立ったトラブルというのは他の国内業者含めてもこの二件だけです。

もちろん、たった二件だから無視してよい、などということはありません。行政処分が下るというのはやはり重く受け止めなくてはならない事です。

金融庁からの行政処分の理由としては基本的には両社とも「虚偽情報」とされています。つまり投資家に誤解を与えかねないサイト上の記載や説明があったという意味ですね。ではそれぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。

みんなのクレジットのケース

みんなのクレジットは今年3月24日、証券取引等監視委員会から金融庁へ、行政処分を行うよう勧告を受けてしまいました。

その理由としては、公式サイトに記載されている融資先企業の情報や数に不備があり、多数の融資先に資金を分散しているかのように投資家に誤認させた可能性があるというもの。また、担保設定が甘く、複数の融資先グループ企業内で少数の担保物件を使いまわしていた可能性が高いという事です。

いずれも致命的なトラブルではなく既にみんなのクレジットでは業務改善の具体策の取りまとめを進めていますが、企業イメージに大きなキズがついたことは間違いありません。高利回りで相当な話題となっていたみんなのクレジットだけに、投資家からの落胆の声も聞こえてきます。

クラウドバンクのケース

クラウドバンクも2015年、同じく証券取引等監視委員会から関東財務局へと行政処分の勧告が行われ、その後実際に処分が下っています。

処分としては業務停止命令と業務改善命令で、その理由としては顧客への情報開示が不十分であったことと、資金の分別管理が完全ではなかったことが挙げられます。

クラウドバンクでは当時、事務処理能力を大きく超える案件募集や投資家からの口座開設が行われておりその結果資金管理が一部杜撰であったり、報告書を適正かつ正確に作成することが出来ていなかったと見られています。

言い方は悪いですがやはり目先の口座開設数を稼ぐために本来もっと優先させなければならない重要な業務が後回しになっていたという感想を持たざるを得ません。当然、現在では行政処分に従って業務が改善されていますが、二度とこのような事態は起こしてもらいたくないですね。

ソーシャルレンディング業界自体の健全性は?

このような二件のトラブルは当然ソーシャルレンディングに興味を持っている投資家に大きな衝撃を与えました。そして「他の業者は大丈夫なのだろうか…?」「自分も巻き込まれたらどうしよう」「今後ソーシャルレンディングはどうなってしまうんだろう」という不安を抱かせてしまったのです。

では、実際ソーシャルレンディング業者が虚偽の情報を発信してしまった背景や、今後のソーシャルレンディング市場についてはどのような認識を持っておくべきなのでしょうか。

中小新興系業者はちょっと無理し過ぎた?

まず最大の原因は「過剰競争」と「分不相応の急激な業務拡大」にあったと考えられます。ここ数年のソーシャルレンディング市場の拡がりは当初誰も予測していなかったような急激なものです。

そのため大手の事業者ではない、新興系のソーシャルレンディング業者は殺到する口座開設申し込みへの対応や、増え続ける融資先案件への対応が十分でないまま業務を拡大してしまったのです。

本来であれば一旦、口座開設申し込みをストップするなどして、人員の拡充などを計ってから再募集すればよかったのですが、ライバル他社に負けたくないと考えた無茶な経営戦略が裏目に出てしまったと言えるでしょう。

大手は相変わらず順風満帆

新興系の中小ソーシャルレンディング業者に対し、大手業者については順風満帆な運営が行われています。特に母体として証券会社や金融グループが存在しているような業者の場合、コンプライアンス重視の経営方針が徹底していますし、資金も人員も十分に確保されていますから無理をする必要が全くないのです。

新興系には新興系特有の高利回りや融通の利く顧客対応といった良い面もありますが、大手業者には絶対的な安心感と信頼感があると言えるでしょう。どちらを選ぶかは好みの問題と言えるかもしれませんが、初心者が最初にチョイスするなら大手の方が気が楽かもしれませんね。

オススメの大手業者は?今後のソーシャルレンディング業界は?

では最後にオススメする大手業者についてご紹介していきます。ここ数年で大手業者へと成長した「元」新興系業者もあれば、金融グループ企業の兄弟企業として運営されている業者もあります。

例えばSBIソーシャルレンディングの場合はその名の通り、巨大金融グループの一員として運営されています。そのため、融資先の選定や案件の管理、顧客サービスと全ての面でSBI証券やSBI銀行のノウハウが生かされています。

また、クラウドクレジットも安定的で素晴らしい業者だと言えます。クラウドクレジットは海外向け案件に特化した業者ですが、協力会社としてあの伊藤忠商事から支援を受けているのです。

クラウドクレジットをオススメする理由

伊藤忠商事といえば日本でも最大手クラス。世界でも有数の規模とネットワークの広さを誇る素晴らしい総合商社です。この伊藤忠商事からのアドバイスを元に、クラウドクレジットしか掴むことのできない超優良案件を多数投資家へと紹介しているのがクラウドクレジットというわけです。

海外案件というと一般的にはリスクが高いと考えられていますが、クラウドクレジットであればその不安はあたりません。

むしろ海外案件に安全に投資したいのであればクラウドクレジットしかない、とさえ言えるのです。業者の安心感が高いからこそ海外向け案件に自信を持って臨めるというわけです。

勢いに衰える様子は無し!市場規模の拡大は止まらない!

ソーシャルレンディング市場の勢いには陰りは見えません。これは日本だけでなく世界中で同様の状況です。実際、米国も日本も景気は拡大基調にあり、ニューヨークダウも過去最高値を今年に入って何度も更新。日本の日経平均株価も20000円を超える場面が何度か見られています。

景気がよくなればお金の流れが加速します。いかに的確に資金ニーズがある場所へお金を融通するかが投資家として、勝ち組になれるかどうかの境目です。

そのためにはソーシャルレンディングという投資商品はベストなチョイスと言えるでしょう。むしろこれからがソーシャルレンディングの可能性がいよいよ花開く時代と言えるのではないでしょうか。

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