高金利を得るなら今!注目されるソーシャルレンディング
高金利を得るなら今!注目されるソーシャルレンディング

これまで資金を融資し、その金利によって収益を得るというのは金融機関にのみ実現可能なビジネスモデルでした。それは、用意できる資金の大きさという意味でも、不特定多数の人からの資金ニーズを集めるという意味でも個人にはあまりにも敷居が高い世界だったわけです。
しかし、時代は大きく変わろうとしています。現在、世界中で急速に拡大し始めているソーシャルレンディングというサービスについて、しっかりと解説していきます。
簡単解説!ソーシャルレンディングの仕組みとは

ソーシャルレンディングでは、仲介業者がインターネットを活用することにより、全く見ず知らずのお金の借り手と貸し手を結びつける事が可能となっています。貸し手である投資家は基本的に借り手に対して細かな情報を確認する必要はありません。与信力の調査や資金の使い道、返済能力などについては仲介する業者(ソーシャルレンディングサービス会社)がほぼ全てを担当することになります。
アメリカを始めとして欧米ではかなり一般的な資金の借り入れ方法として認知されています。お金を借りたい人は複数のソーシャルレンディングサービス会社へ申し込みを行い、複数会社の審査にパスした場合はその中で最も金利が低い相手を選ぶわけです。
日本では貸付型・ファンド型が人気
日本では法的な問題もあり、メインとなっているのは貸付型、もしくはファンド型と呼ばれるスタイルです。
これは、個人から資金を集める点では欧米と全く同じなのですが、資金を貸し付ける先が個人ではなく事業者や不動産企業であるという点が大きく異なります。事業者に対する貸付では保証や担保が得やすくなる反面、金利面ではやや低くなるという傾向がありますが、どちらかというと高いリターンを求めるよりも、大きなリスクは避けようとする国民性には、このファンド型の方がマッチしているのかもしれません。
ソーシャルレンディングの現状は?未来は?

世界的には既にソーシャルレンディングの市場規模は1兆円を超える規模へと成長しています。もちろん日本でもその市場規模は拡大傾向にあるのです。
日本での投資といえばこれまでは株式やFXなどが主流でしたが、現実的には一部の勝ち組と大多数の負け組を生み出しているだけの状況です。
投資とは本来、数多くの人が企業や社会の成長によって利益を享受するべきものなのです。物の価値が値上がりし、それを転売することによって利益を得るのももちろん立派な投資ではありますが、普通の人々にとっては、自分の持つ余裕資金をニーズのある事業者へと貸出し、その事業の成功によってリターンを得るというスタイルの方がずっと自然であり社会貢献的だと言えるでしょう。
大手企業も参入
この数年間でSBIソーシャルレンディングのような大手グループ企業も参入して来ましたし、老舗のmaneoも未だに2011年のサービス開始以来貸し倒れは発生していません。このような安全性の高さも今後更にソーシャルレンディングの認知度を高める大きな材料となる事でしょう。
ソーシャルレンディングは金利情勢に大きくリターンが左右されるという特徴があります。現在ではだいたい年率5%前後の案件が多いようですが、今後ライバルが増えてくると利回りが下がってしまう可能性も否定できません。信頼できる業者を見つけ、早め早めに少額からでも投資をスタートした方が良いかもしれませんね。